ご無沙汰しております。気づけば令和になって20日以上が経過しております。
今日はここ豊田市でも、気温が30℃を超え真夏日となりました。
いきなりの高温に体が慣れておらず、早くも参ってしまいそうです。
朝は涼しく、本当に30℃超えるのかなっと思っていましたが、
お昼を過ぎたころから、むわーっと温度と湿度がめきめき上昇してきました。
まだまだ、真夏には早すぎますよーと思っております。
さて、表題のとおり
最近では、サバ土のご依頼もよく頂けるようになってきました。
「お庭のへこんだところを補充したい」
「お庭に土が足らない」
「とりあえずかさ上げしたい」
「家を建てたはいいけど、外構が全然進んでいない...」
「お庭に、自分でDIYして植栽したり自分なりにやってみたい!
または、壮大なプランと夢が広がっているなど」
ご要望は多岐に渡っています。
豊田グリーンソイルでは、そんなあなたの土のご要望に出来る限りお応えしますので
お気軽にお問い合わせくださいね。
ちなみに、サバ土といっても、産地や地山の性質や土質によって
一見同じような土でも、細かく見ると性質は微妙に違ってきます。
細かいサラサラの砂で排水が良いものもあれば(良すぎる!?)
適度に粘土分を含んでいたり、地山に近いものであったり
鉄分が溶脱して茶色や赤茶っぽかたり色々あるんです。
いろいろなものを選べればいいのですが
何度もいう様に、土は重量物...
遠く離れるほど、運ぶ距離が増えるほどコストがかさみます。
ですので、お近くの土でその性質を活かした土づくりなりを
考えていく必要があります。
そこで、豊田グリーンソイルでは
サバ土でも、すこしだけ粘土分を含んだサバ土をお安く提供出来るように
選んでいます。
排水性だけをとるなら、砂分だけでいいのですが
前の腐植のブログページでも述べたように
粘土と有機物が結びつき、分解や生成を繰り返し腐植へとつながっていきます。
ですので、土づくりにおいて
なるべく腐植が生成しやすい様に、
また水持ちと肥料持ちが少しでも多くなるように(サバ土は肥料持ちと水持ちが大変劣る土なのです...)
粘土分を少し含んだサバ土をご提供出来るようにしています。
それでも、基本的にサバ土は腐植や団粒構造は発達しにくく
有機物となる堆肥等を施しても、分解された最初はいいですが
作物を栽培すると養分として吸収されなくなってしまうし
夏の高温等で有機物の分解がすすみ腐植も分解されなくなってしまい
多く蓄積されない性質を持っています。
ですので、植物を育てる上で
サバ土+有機物の方法は、広く知られている一般的な方法ですが
これだけでは腐植は蓄積されず団粒構造は発達しないので
サバ土+有機物+粘土鉱物を投入されることをお勧めします。
粘土鉱物が有機物と粘土腐植複合体を形成し、腐植へと発展していくのでしたね。
そして、粘土分が肥料を吸着したり、保水力をたかめるとともに
腐植分が水持ちと水はけという相反する性質をもつ団粒構造を高めるのでしたね。
なので、土作りにおいて
サバ土+バーク堆肥だけでなく、粘土や腐植分を投入できる
豊田グリーンソイルの培養土や植栽の土を用いて行う土壌改良は
土づくりにおいて有効な方法だと言えることが出来ます。
また、サバ土単体は非常に重く固い土なのです。
サバ土のみをスコップで掘り起こすことは大変労働力のいる作業となります。
その辺りの物理性に関しては、また次回に触れていこうと思います。
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